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令和元年6月3日(月)に長与町の長崎県能力開発協会職業訓練校にて技能練習会が行われました。

当店からは一名参加し畳一級技能士取得を目指します。!

畳制作技能士

畳製作技能士は、国家資格である技能検定制度で、職業能力開発協会が実施する、畳製作に関する学科及び実技試験に合格した者をいう。 なお職業能力開発促進法により、畳製作技能士資格を持っていないものが畳製作技能士と称することは禁じられている。

技能試験内容

  • 1級:手縫いによりへり付き板入れ畳(1枚)を製作し、試験台へ敷き込みを行った後、床の間畳(ござ)の製作及び取付けを行う。試験時間=5時間30分
  • 2級:手縫いによりへり付き素がまち畳(1枚)を製作し、試験台へ敷き込みを行う。試験時間=2時間30分

↑ 当店スタッフが参加の練習会模様 2018

畳床(たたみどこ)

技能試験で使用される床は画像下の稲わらを使った稲藁畳床(1級)です。

実際の畳工事で使用している畳床は画像下の建材畳床で試験で使用される畳床の重量は半分以下です。

稲藁畳床 技能検定(一級用)

現代住宅の大半に使用されている畳床(建材畳床)

現在の畳制作と手縫い制作

技能試験の場合、一級で5時間半もの時間をかけて畳と床の間を手縫いにて制作します。

現在の畳制作はどうかというと、手縫いではなく畳専用の大型ミシンなどを使いボタン一つで制作しております。

上記の設備(専用ミシン)を使えば1日100枚以上の畳を作る事ができます。

このような状況の中で、技能試験以外で手で縫うということがあるのでしょうか?

実際のところあります。

畳一枚を全て手縫いにて仕上げる事はまずありませんが、特殊加工の畳や、柱の欠損など

の畳をつくるときは、その部分的に手で縫うことがあります。

練習あるのみ!

技能検定試験の日程は、ここ数年7月上旬から下旬までの間に行われているようで、実際の手で縫い込むための練習は、ゴールデンウィーク明けから始まります。縫い込む枚数は、人によって異なりますが、10枚〜20枚です。

当店の場合、普段の業務終了後に準備を行い縫い込み作業が夜遅くまで続き始めるころ暑い時期がくることを実感するところです。

練習を開始後、まず実感するのは畳床の硬さと手の痛さで、畳表や畳床を切る!と一言で言っても思うように切る事は出来ません。

思うところに針も上がってくれません。普段の業務で作っている畳がいかに良い環境のもと作られているか、機械の大事さを実感するのもこの時期かもれません。

しかし、2、3枚と練習を重ねていくうちに慣れてスムーズに縫えるようになっていきます。また、1枚目と10枚目の出来具合も誰が見てもわかるくらいにレベルが上がっていきます。(もちろん気持ちが入って練習したらの話ですが)

この頃になると、体も出来上がり心身ともに自信がついていく頃となります。

資格試験は何でもそうだと思いますが、言い訳をせずに「出来ない理由を探すのではなく、できる理由を探す!」

上達には時間がかかるので、足元から一歩一歩、一針・一畳入魂しかありません。

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